4月18日(土)より、「手で考えるデザイン -ヨシタ手工業デザイン室のしごと- vol.2」をMIGO LABO実店舗で開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑みてオンラインでの開催に変更いたします。
会期の延期も検討いたしましたが、多くの人々が暮らしを見直している今だからこそ"ヨシタ手工業デザイン室"が開発した様々なプロダクトが必要とされているのではないかと考え、このような形で実施することに致しました。
以下、概要です。
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"ヨシタ手工業デザイン室"が開発したプロダクトを一堂にご覧いただける展示会です。故・柳宗理氏のもとで数々のキッチンツールなどのデザインに関わってきた吉田守孝さんが設立した"ヨシタ手工業デザイン室"は「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」という思いをコンセプトに名付けられました。人の生活や背景から生まれた使いやすくも美しい「用の美」に触れることのできるプロダクトを数多く生み出しています。
手で考えるデザイン -ヨシタ手工業デザイン室のしごと- vol.2
4月18日(土) - 4月29日(水・祝)
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MIGO LABO
〒153-0053 東京都目黒区五本木2-42-1
メール:migolabo@gmail.com
TEL:03-6303-3281
ヨシタ手工業デザイン室の活動については
こちらをご覧ください。
トリップウエアはいらなくなった陶磁器を細かく粉砕し新しい陶土に混ぜて作るという多治見の有志企業によるサイクルシステムから生まれた素材で作られています。一度窯元から旅立ち、それぞれの食卓などで使われた陶磁器がまた戻ってくるイメージから「トリップウェア~旅するうつわ~」とネーミングされました。
ボウル、カップ、フタを各サイズ展開。色々な組み合わせでテーブルやキッチンで活躍します。ボウルに料理を盛りつけ、食後はそのままフタをして保存できますし、フタは平皿としても使えます。収納する際は綺麗にスタッキングしますので場所をとりません。電子レンジ、食洗機の使用もOKと使い勝手が抜群に良いのです。
ふーわんは家族で長く使えるように3つのサイズを展開、大・中・小で綺麗に重なります。手のひらや指先で支えやすい下膨れのフォルム。高台は安定感のある広めのサイズ、高台の内側は指あたりが心地良い滑らかなカーブに仕上げています。片手でも、両手でも持ちやすいデザインです。石川県山中塗の工房で、旋盤を使ってひとつひとつ丁寧に挽き、その後拭き漆で仕上げています。
くーわんは家族で長く使えるように3つのサイズを展開、大・中・小で綺麗に重なります。下に回した指先が触れる部分を少しだけ削り細い溝をつけています。子供に持ち方を教える時に指先の位置の目安となり、滑り止めにもなります。石川県の九谷焼の窯元に製作を依頼し、ひとつずつ轆轤で手挽きにより丁寧に作られています。
ヨシタ手工業デザイン室としての最初のプロダクトは、ステンレス・ラウンドバーシリーズのミニマルなデザインの
センヌキです。ステンレス製ですが、握ってみると手になじむ柔らかな感触を味わえます。そして、軽い力でしっかりと蓋をとることができます。
ヨシタ手工業デザイン室が金属加工の伝統を持つ新潟県燕市で出会った素材:ステンレス・ラウンドバー。高度な研磨技術でテーブルに優しい滑らかな仕上がりの
ハシオキは7種類の展開。金属でありながらどこか温かみを感じるアイテムです。
ナベシキはY型と十型の2種類。ステンラスラウンドバーシリーズのアイテムはしっかりとしたパッケージに入っているのでお祝い用としてもおすすめです。
レードルは全体を微妙なカーブで構成2次曲面ながらホールド感の良いハンドルに仕上がっています。しっかりと持てるよう折り返したハンドル上部は吊り下げる時にも便利です。
このステンレス
千切りピーラーの使い心地は感動的です。しっくり手になじみ、スイスイと切れ味良く千切りが出来上がります。美しい一筆描き上のフレームは一本のビスで固定されているので、ドライバーでビスを緩めて簡単に刃を交換できる仕組みになっています。ストレート刃の
皮むき用ピーラーもご用意しています。
ハンドル部分にラウンドバーを使用したオールステンレスの手にフィットする
ナイフ類。刃物の産地として歴史のある岐阜県関市で製造されており、丁寧な仕上げと抜群の切れ味です。ブレッドナイフ、ベティナイフ、牛刀は2サイズをご用意しています。
包丁の刃にやさしい一枚板の天然のイチョウの木を使った
カッティングボード。手を掛けて持上げやすいように考えたフォルムが特徴です。いちょうの木は軽く、適度な油分により水はけがよく、乾きが早いのでまな板に適しています。柔らかく弾力があるため、使う人も疲れにくく、包丁の刃を痛めません。また切り跡も自然に修復され、目立ちにくくなります。
オークシリーズの
チーズボードはテーブルの上に出しっぱなしでも気にならない小ぶりなカッティングボードです。側面をへこませ持ちやすく、シンプルでオードブルプレートとしてもお使いいただけるデザイン。口に入れても安心な胡桃油で仕上げています。
オークシリーズの積重ねやすいシンプルな
トレイ。ナラの無垢材を使った木製品です。把手部分をふくらませ指が入り、持ち上げ易やすいようデザインされています。指物の技術を技法の一つとして取り組んでいる木工作家・佐々木毅さんが製作してます。
岐阜県関市の小坂刃物が製作した
ツメキリ「Griff」。軽い力で爪を切ることができるよう長めのレバーと、指で支えやすいよう工夫をこらしたフィンのような形が特徴です。自分に合わせて様々な持ち位置で安定してツメを切ることができます。刃の向きが自由に変えられる首振りヘッド方式の回転刃タイプをご用意しています。
アトリエスツールは腰かけたり、テーブルにしたり、ある時は踏み台に、またある時は棚代わりに使ったりと自由度の高いスツールです。ステンレスラウンドバーがアクセントになった美しい方形型で一面だけ少し角度をつけてありユーモラスな雰囲気も。座面に開けられた穴をハンドル代わりに、家中どこにでも使いいただけます。