毎冬恒例の耐熱の器を集めた展示販売会。耐熱の器は直火やオーブンでの調理で使用して、そのまま器として食卓へ出せるので料理の温かさが持続します。使えば使うほど味のある器に変化し育ててゆく楽しみも。クラフト作家によりひとつひとつ作られた使いやすく美しい「あたたまる」作品が並びます。ぜひご期待ください。
あたたまる展
会期:2022年1月8日(土)-1月19日(水)
営業時間:13:00-19:00
参加作家:笠原良子、島るり子、廣川温、フじイまさよ、渡辺信史
会場:MIGO LABO
住所:東京都目黒区五本木2-42-1
TEL:03-6303-3281
笠原良子さんは日本大学芸術学部美術学科、栃木県立窯業指導所伝習科を経て人間国宝の故・島岡達三さんに師事、2006年に独立し現在は栃木県芳賀郡市貝町で作陶しています。笠原さんの耐熱作品はノスタルジックなムードのデザインと使いやすいフォルムが魅力的です。
島るり子さんは1970年〜76年に京都・丹波にて修行、新潟県柏崎市での活動を経て長野県伊那市に移住し作陶しています。島さんの耐熱作品はシンプルでスタイリッシュ、マットな黒が印象的です。
廣川温さんは窯業産地の多治見と信楽で技術を学び、2016年に信楽から益子へ工房を移転し制作活動を行なっています。廣川さんの耐熱作品は絶妙な味わいの釉薬の色の組み合わせで温もりを感じる仕上がりです。
フじイまさよさんは1997年にカリフォルニアFoothill CollegeにてGeoge Bruce氏に師事、1999年に帰国し東京で作陶を開始、2018年に工房を福島県福島市に移転して作家活動をしています。フじイさんの耐熱作品はモダンであたたかみのあるデザイン、使いやすいフォルムが魅力的です。
渡辺信史さんは1998年武蔵野美術大学工芸デザイン専攻科卒。2006年に神奈川県鎌倉市に築窯しました。渡辺さんの耐熱作品は深さや持ちやすさなど使い勝手に優れ、食卓でほどよい存在感を放つデザインです。