今回の企画「TRAVELING AT HOME」にご参加いただくのは世界各地の手仕事の魅力を発信する3つのブランド。チチネオはメキシコに、オンプリュはケニアなど東アフリカに、ポキプシーはインド、ウズベキスタンなど中央アジアにそれぞれ定期的に赴き、現地の作り手とコミュニケーションをとりながら日本の暮らしにフィットするアイテムをセレクト・開発しています。
今はなかなか気軽に海外旅行などに行けない状況ではありますが、この機会に少しでも旅気分を味わっていただけたらと思い、それぞれのブランドを主宰している方々から「もし現地を訪れるならここがおすすめ」というスポットを教えていただきました。
メキシコ編はチチネオ・金子真帆さんにご担当していただきます。
メキシコシティより飛行機でチアパス州の州都トクストゥラグティエレスまで行き、更に車で1時間ほど走ると、サンクリストバルデラスカサスに到着します。先住民族が多く暮らし、街中には各村ごとに異なる民族衣装を着た先住民の人々が多く見られます。また、欧米(特にヨーロッパ)をはじめとして世界中から観光客や長期滞在の人々も多く、中心地には、おしゃれなカフェやバー、ショップなども立ち並び、活気があります。サンクリストバルの街歩きや、民芸品市場での民芸品探し、また、少し足を延ばして、サンファンチャムラやシナカンタンなどの近郊の村を訪れるのもマヤ先住民の人々の暮らしや風土をみることができ、おすすめです。
メキシコシティより車、バスで約4時間、中央高原地帯に位置するサンミゲルデアジェンデ というとても美しいコロニアル都市です。ピンク色のカテドラル(教会)を中心に、街歩きをしているだけで絵になる写真スポットが沢山。カラフルだけど他の街より少し落ち着いたトーンでとてもおしゃれです。ブリキ工房をはじめ、民芸品やアート製作などもとても盛ん。街には小さな工房や、アートギャラリーなどが沢山あります。街を散策しながらお買い物を楽しんで、疲れたらおしゃれなカフェで休憩・・と1日歩いてても飽きない街です。
メキシコシティより飛行機で1時間、または、バスで6時間ほどでオアハカに到着します。カラフルな中心地を散策したり、周辺の村々へ足を延ばして、青空市場(ティアンギス)をのぞいたり、刺繍や織物、陶器、アレブリヘスなど民芸品の工房を訪ねるのも。モンテアルバンやミトラなど遺跡も多くあります。また、モーレやトラジューダ、オアハカチーズなど、オアハカならではの郷土料理も有名です。オアハカの民芸品で装飾されたとてもセンスの良いB&B(bed and breakfast)などもあります。まさに見所満載の街。何日滞在しても足りません。7月はゲラゲッツア(民族舞踊のお祭り)11月は死者の日とお祭りの時期に合わせて訪れるのもおすすめです。
ケニア編はオンプリュ・中島志保さんに首都ナイロビのおすすめスポットを教えていただきました。
ナイロビは大都会なのですが、街の中に森がいくつかあります。その一つがカルーラフォレスト(入場料あり)。休日に訪れると、たくさんの人々がジョギング、バイキング、ハイキングを楽しんでいます。ナイロビの街の中にあるウフルパークなどの公園は、治安の問題があり、昼間といえ行けないのですが、こちらは安全に楽しむことができます。そして散策のあとにはカルーラフォレストの中にあるThe River cafeというカフェでごはんを食ベるのがオススメです。景色もいいし、ご飯もおいしいしでナイロビで1日時間があるという場合には是非おすすめしたいです。
動物がみたい時にはゾウの孤児の救出とリハビリの保護施設「デビッドシェルドリック孤児院」がおすすめです。こちらは11時から12時までの1時間のみ一般公開しています。入場料は5ドル程度。小さいゾウから大きなゾウのグループまで順番に登場します。ごくごくミルクを飲む姿が可愛いです。お隣にはジラフセンターがあるので、そのままジラフセンターにいき、キリンの餌やりなどもできます。ジラフセンターにはジラフマナーというキリンとともに朝食が食べられるという超高級人気ホテルも併設されています。元は昔ながらのイギリス貴族の邸宅で、私は行ったことはないのですが、きっと内装も素敵なはず。そのまま近くでランチをするなら、お庭が素敵なマットブロンズカフェがおすすめです。
土曜の9時から15時までなので、土曜日にナイロビにいる場合ですが、野菜だけでなく、スパイス、ジャム、はちみつ、化粧品、石鹸など色々揃います。めずらしい野菜や、フルーツなども測り売りなので、色々試してみることができます。オーガニックで新鮮な野菜はもちろん美味しいのです。野菜の美味しさは目からウロコ。素材そのまま試していただきたいです。
インドとウズベキスタンのおすすめスポットはポキプシー・hitomiさんに案内していただきます。
インド北部にあるヒンドゥー教の聖地、ヨガの聖地でも有名です。山間の小さな町の中心には雄大なガンジス川が流れていて、川沿いにはたくさんのカフェやレストラン、ヨガ教室があります。ヨガ教室は1クラスから参加可能で、世界各国から来たヨギ、ヨギーニたちと一緒に楽しめます。もちろん、ヨガをしなくてもガンジス川を眺めながらゆったりカフェでのんびりもよし、ヨガの聖地なだけあり、ヘルシーでおいしいベジメニューがたくさんあります。
ウズベキスタンと言えば、サマルカンドのレギスタン広場というくらい有名で青の都として近年大人気のエリアです。細やかで繊細なイスラム建築に圧倒されます。レギスタン広場から少し先にある市場はいつも活気に溢れ、野菜、ドライフルーツ、そして地元のおばさんが各家庭で作った惣菜やナンがたくさん並んでいます。地元の人たちに混じって街中にあるハンマム(蒸し風呂)にトライしてみるのも楽しいですよ。
TRAVELING AT HOME
会期:3月20日(土)-3月31日(水)
営業時間:13:00-19:00
参加ブランド:チチネオ(メキシコ)、オンプリュ(ケニアなど東アフリカ)、ポキプシー(インド、ウズベキスタンなど中央ア
会場:MIGO LABO
住所:東京都目黒区五本木2-42-1
TEL:03-6303-3281
ブログ「TRAVELING AT HOME」ディスプレイ編は
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