ポーランド東北部のベラルーシとリトアニアの国境近くにあるヤノフ村。首都ワルシャワからは車で約4時間ほどの距離です。
豊かな自然にあふれ、自給自足で生活する人たちも多く、童話の中のような暮らしがそこにはあります。
ヤノフ村では18世紀から羊毛をつむいで織られる絵織物の技術が母から子へ受け継がれています。
時代のうねりの中で変化を重ねながら作られてきたタペストリー。
二重織という手法で村の風景や動物たち、また伝統模様など様々な美しい柄が描かれています。
図面や下絵はなく、機(ハタ)に白糸と色糸を二重に張って裏にある色を表にピックアップすることによって自由に模様を描いていきます。
今回の企画にご協力いただいているSLOW ARTを主宰する藤田泉さんはポーランドに拠点を構え、ヤノフ村の織物を日本および日本以外にも紹介する活動を行なっています。手仕事の価値や、ゆっくりと流れる時間の中でつくられてきた伝統を大切に伝えていきたいと考えています。
この展示販売会ではタペストリー、テーブルセンター、クッションカバーなど暮らしまわりのアイテムを中心にご用意いたします。また藤田泉さんにも数日在廊していただく予定ですので是非この機会にヤノフ村の絵織物に触れてみてください。
ポーランド・ヤノフ村の織物展
期間:1月23日(木) - 2月3日(月)
藤田泉さん在廊予定日:1月23日、1月26日、2月3日
営業時間:13:00-19:00
会場:MIGO LABO
住所:東京都目黒区五本木2-42-1
TEL:03-6303-3281