
独自の生活様式、言語、文化を守りながらコロンビア北部とベネズエラの国境付近に暮らす南米の先住民ワユー民族が日々の生活で使用する伝統的な手編みバッグにコロンビア出身の若きオーナー・ラウラが出会ったことから「CHILA BAGS」のストーリーは始まりました。
ラウラは2013年の「CHILA BAGS」の立ち上げにあたり、作り手に対し公平な条件で取引するフェアトレードを実践するため、中間業者を一切通さず、ワユー民族との直接的な交渉を開始。粘り強く民族とのコミュケーションを取り続けた結果、今では約200人以上の作り手と専属契約を交わすまでに至っています。
ワユー民族では女性は重要な役割を果たします。子供達は母親の姓を名乗り、母親は家族の中心的な存在です。母は娘にワユーバッグやハンモックの編み方を教え、後世に伝統を繋いでいきます。ワユー民族にとって、編む事は知恵、知性、創造性の象徴なのです。
そして「CHILA BAGS」の最大の魅力でもあるエレガントでポップなデザインのほとんどはオーナー自らが手がけるラウラ・オリジナル。ワユー民族の女性と幾度も話し合いを重ねながら、愛情と時間をかけて作り上げられる特別なバッグなのです。