ヨシタ手工業デザイン室が開発したプロダクトを一堂に集めた展示販売会を行います。
故・柳宗理氏のもとで数々のキッチンツールなどのデザインに関わってきた吉田守孝さんが設立したヨシタ手工業デザイン室は「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」という思いをコンセプトに名付けられました。
今回はヨシタ手工業デザイン室で撮影させていただいた風景の写真もあわせて展示し、ものづくりの背景や空気感なども感じていただけるようなイベントにいたします。
是非とも足をお運びください。
ヨシタ手工業デザイン室としての最初のプロダクトは、このミニマルなデザインのセンヌキです。
ステンレス製ですが、握ってみると手になじむ柔らかな感触を味わえます。そして、軽い力でしっかりと蓋をとることができます。
ヨシタ手工業デザイン室が金属加工の伝統を持つ新潟県燕市で出会った素材「ステンレス・ラウンドバー」。
高度な研磨技術でテーブルに優しい滑らかな仕上がりのハシオキは7種類の展開。
金属でありながらどこか温かみを感じるアイテムなのです。
このステンレス千切りピーラーの使い心地は感動的です。
しっくり手になじみ、スイスイと切れ味良く千切りが出来上がります。
美しい一筆描き上のフレームは一本のビスで固定されているので、ドライバーでビスを緩めて簡単に刃を交換できる仕組みになっています。
「TRIP WARE」はいらなくなった陶磁器を細かく粉砕し新しい陶土に混ぜて作るというリサイクルシステムから生まれた素材で作られています。
一度窯元から旅立ち、それぞれの食卓などで使われた陶磁器がまた戻ってくるイメージから「トリップウェア~旅するうつわ~」とネーミングされました。
プレートは直径175mmと210mmの2サイズ展開です。
「TRIP WARE」はボウル、カップ、フタを各サイズ展開。色々な組み合わせでテーブルやキッチンで活躍します。
ボウルに料理を盛りつけ、食後はそのままフタをして保存できますし、フタは平皿としても使えます。収納する際は綺麗にスタッキングしますので場所をとりません。
電子レンジ、食洗機の使用もOKと使い勝手が抜群に良いのです。
「くーわん」と「ふーわん」は家族みんなで長く使えるようにと考えて作られた器。
大中小の3サイズの展開で出産のお祝いなどにもオススメ。桐箱のご用意(別売)もございます。
「くーわん(お茶碗)」は九谷焼の産地・石川県小松市の東製陶所で一つ一つ職人さんの手で丁寧に作られています。
「ふーわん(お椀)」は石川県山中の挽物作家 中嶋武仁さんが製作。拭き漆による木目が美しい仕上がりです。
同じ大きさでも違う大きさでも積重ねやすいシンプルなトレイ。ナラの無垢材が使用されています。
指物の技術を技法の一つとして取り組んでいる木工家の佐々木毅さんが仕上げと内部構造にこだわって製作しています。
岐阜県関市の小坂刃物が製作したツメキリ「Griff」。
軽い力で爪を切ることができるよう長めのレバーと、指で支えやすいよう工夫をこらしたフィンのような形が特徴です。
自分に合わせて様々な持ち位置で安定してツメを切ることができます。
刃の向きが自由に変えられる首振りヘッド方式の回転刃タイプと、刃先が安定している固定刃タイプがあります。
ハンドル部分にラウンドバーを使用したオールステンレスの手にフィットするナイフ。
刃物の産地として歴史のある岐阜県関市で製造されており、丁寧な仕上げと抜群の切れ味です。