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2018/02/23 06:56

“いにま陶房”は奈良県吉野郡川上村で活動する陶芸家・鈴木雄一郎さんと鈴木智子さんの屋号。
お二人はそれぞれの名義で作品を制作されていますが、生活にすっと馴染むシンプルなデザイン、使いやすいフォルム、温かみのある風合など”いにま陶房”としての共通のトーンを持っています。2016年のMIGO LABOのオープン当初からお二人の作品をお取り扱いさせていただいていますが、リピートされるお客様がとても多い人気の作家さんたちなのです。

鈴木雄一郎(スズキ・ユウイチロウ)さんは1969年神奈川県生まれ、東京芸術大学デザイン科を卒業しました。在学中は様々な素材を用いて作品制作に取り組み、そのひとつとして土という素材に興味を持ちました。卒業後には信楽にわたり焼き物を学び、しばらくは陶のオブジェを中心に公募展に出品したりしていましたが、お子さんが生まれた後は家族のカタチが変化した事で、暮らしに大切な道具としての器、日常使いの器を追求するようになりました。

鈴木雄一郎さんの作品へのこだわりやコンセプトについてうかがいました。

「”使う”を大切に食器を中心に制作を続けています。陶器という性質上、使用する中で器に欠けや割れが入る事もありますが、その点も含めてでも生活の一部として私の器を必要としてくれる方々が多くいてくださることには感謝ばかりです。素材の持つ風合いを活かし、使う人を考えて形を探り、お料理を思い浮かべて釉薬を選ぶ。そして、焼きあがった器を実際に使ってみるのも、次の制作に繋がる大切な事だと感じています。」

鈴木雄一郎さんが制作する”やさしい器シリーズ”についてうかがいました。

「器の形の中に、ちょっとした工夫を加える事で、使いやすさを実感してもらえればと、口縁の下辺りを内側に入れ込み、スプーンですくいやすく、リムは指を添えやすい様にデザインしました。私のつくる”やさしい器シリーズ”は介護用の器ではありません。食卓に集うみんなが同じ器で食事を楽しみ、使いやすさを実感できるユニバーサルデザインの器をつくりたい想いがあります。少し手が不自由な方や道具を使いなれていないお子様も、このシリーズの器を使うことで道具を使う自信や笑顔につながるのだとしたら、私の想いや制作も皆様の暮らしに繋がっていくと感じています。」


鈴木智子(スズキ・サトコ)さんは1973年大阪生まれ、大阪芸術大学短期大学工芸科を卒業、滋賀県立窯業試験場大物轆轤科を卒業という経歴。自然にある植物や、違う用途で創られたものから器にみたてたり、表現したいと思う衝動から生まれるカタチを器にしてきました。土という素材にとても惹かれ、その柔らかい手触りや質感を使う用途の茶碗の中に、使い手に心地よく伝わるよう表現できるのか、考えながら制作を続けています。
鈴木智子さんの作品へのこだわりやコンセプトについてうかがいました。

「私の作るのは土味ある器、土で創った柔らかい質感が手から伝わり心に作用して、ほっと心落ち着ける、そんな気持ちになってもらえたらと。手作りの器には使い手の心に幸せな作用があるのを実感しています。」

“いにま陶房”の屋号の由来についてうかがいました。

「ブラジルのインディオ、クレナック族のアユトン・クレナックの娘、マイラ(姉)、イニマ(妹)。姉のマイラはクレナック語で『地球を癒す人』を意味し、妹のイニマは『ものをつくる人』の意味をあらわします。ずっと『ものをつくる人』でありたいとの思いから”いにま陶房”としました。」

最後に、今回の展示会に向けてお二人から素敵なメッセージをいただきました。是非、ご一読ください。

「今年初めての東京での展示の場をMIGO LABOさんに頂きました。この展示をきっかけに、初めて私達の器をご覧頂く方また。今までもお使い頂いている方、皆様にとって日々の暮らしの中でお使い頂きたいアイテムを揃えました。是非手に取って食卓のイメージを膨らませながら器を選んで頂けると幸いです。」


いにま陶房展 HOME
会期:2018年3月3日(土) - 3月18日(日)
時間:13:00 - 19:00
休業日:3月7日(水)、3月14日(水)
会場:MIGO LABO
住所:東京都目黒区五本木2-42-1
TEL:03-6303-3281
公式サイト:www.migolabo.com